『政治家の条件』伊勢新聞に書評

伊勢新聞は、尾崎行雄を60年以上にわたり国会に送り続けた伊勢を中心に長年親しまれ、読まれ続けている日刊紙です。
去る6月5日、拙著『政治家の条件―議会政治の父・尾崎行雄に学ぶ「有権者の心得」―』が取り上げられ、書評が掲載されました。
丁寧かつ簡潔明瞭にまとめられ、私が最も伝えたい部分を的確に示して頂いています。
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尾崎行雄(一八五八―一九五四)の自由主義と軍縮・不戦の信念、生き方を振り返る。「有権者一人一人の一票に、憲政を活殺する力がある」という尾崎の視点で教訓を導く。・・・
「国民の権利を拡張し、各人が自らの能力を存分に発揮できるようにする。そうした自由主義観が尾崎の根底にはある」という。・・・
第一次大戦後の欧米視察で軍縮論者に転換。「世界が国際協調と軍縮の方向に舵を切ろうとする中、日本だけが逆行するのは得策ではなく、また国内の財政的負担も大きいと考えたからだ」。・・・
演説の名手で、・・・「事実と根拠を冷静に示し、論理的に問題の本質を突いていく」話し方だった。・・・
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尾崎行雄と縁の深い新聞社に取り上げて頂き光栄です。
この場を借りて御礼申し上げます。
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