第69代全米さくらの女王と伊勢来訪

第69代(2017年)全米さくらの女王のサマンサ・オルセンさんと、シャペロン(後見人)のバレリー・クレメンスさん、そして取材兼通訳の浅霧勝浩・INPS JAPAN理事長と私の計4名で、6月4・5・6日と伊勢に行ってきました。

毎年この時期、全米さくらの女王は日本を訪れ、首相や衆議院議長、都知事などを表敬訪問し、日米の友好促進の役割を果たしています。今年は、5月30日に小池百合子・東京都知事、31日に安倍晋三首相を表敬訪問しました。

「全米さくらの女王」といえば「尾崎行雄」です。
女王は、毎春開催される「全米さくら祭り」(Cherry Blossom Festival)で選出されますが、この祭りのきっかけとなった桜は、1912年、当時東京市長を務めていた尾崎行雄が東京市から公式に贈ったものです。

そして、尾崎といえば、彼を連続25回当選させ、63年間国会に送り続けた「伊勢」です。その伊勢で咢堂精神の普及に努めるNPO法人・咢堂香風は、1915年に桜の返礼として米国から送られたハナミズキにちなみ、毎年「花みずきの女王」を選出しています。そして、全米さくらの女王を伊勢に招聘し交流を深め、「日米友好の架け橋」となっています。

今回も、咢堂香風のお招きによるもので、理事長の土井孝子さんを筆頭に、伊勢の方々の「あたたかい心」に触れた女王は、大変感激していました。

女王たちは、伊勢神宮、二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)、皇學館大學(神道博物館)などを巡り、美しい自然と日本の精神性に触れました。また、咢堂記念館や伊勢市長、三重県知事を訪問し、咢堂精神に触れました。さらに、御木本真珠島(御木本幸吉は尾崎行雄を物心両面で支援した人です)や伊勢パールセンターでは美しい真珠やその歴史に触れました。そして、咢堂記念館では横輪さくら、朝熊山麓公園ではハナミズキの記念植樹を行い、改めて「尾崎行雄の桜と返礼ハナミズキの歴史と意義」を振り返りました。

女王は、全てのプログラムに感動し、このプログラムを企画・実現した土井理事長に、「自身の学びが深まったこと」を大変感謝していました。

私自身も、女王に同行する中で、改めて、伊勢の方々の「思いやり・おもてなしの心・あたたかい心」を実感し、そして土井理事長の情熱に元気づけられました。機会を頂ければ、またぜひ参加したいと思います。

全米さくらの女王の記事
 → 伊勢来訪の記事(6月7日付 伊勢新聞)
 → 三重県庁来訪のプレスリリース(6月1日付)

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追記:
本日(7日)朝、サプライズで女王が憲政記念館に来てくれました。職員の皆さんも突然の出来事でしたが、嬉しく大歓迎! 女王から素敵なプレゼントも頂きました。(以下はそのときの写真)

2017全米さくらの女王 憲政記念館 (3)

2017全米さくらの女王 憲政記念館 (2)

2017全米さくらの女王 憲政記念館 (4)

2017全米さくらの女王 尾崎ホール

2017全米さくらの女王 憲政記念館

2017全米桜の女王 憲政記念館館長・副館長・課長


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尾崎財団60周年「感謝の集い」御礼とご報告

去る10月28日、「尾崎財団設立60周年・感謝の集い」を憲政記念館にて開催しました。

当日は雨にもかかわらず、全国から150名を超える方々がお越し下さいました。
多くの国会議員・地方議会議員の皆様も超党派で駆け付けて下さり、また、憲政記念館の館長・職員の皆様にもご出席頂きました。
さらに、レソト王国臨時大使をはじめ、大使館関係者、国連関係者の皆様もお越し下さいました。

尾崎咢堂精神の普及、国際交流と青少年の人材育成に努める「NPO法人咢堂香風」(伊勢市)の皆様。
同じく咢堂精神の普及に努める「尾崎行雄を全国に発信する会」(相模原市)の皆様。
尾崎行雄と尾崎三女・相馬雪香の精神を受け継ぎ、途上国・被災地支援に取り組む「NPO法人一冊の会」の皆様。
そして、尾崎行雄の名のもとに超党派で集まり、より良き政治・社会の実現に向けて60年間を共に歩んできた会員・協力者の皆様。

この場を借りて、改めて、心より感謝申し上げます。

今からちょうど60年前、超党派の国会議員と民間有志によって設立された尾崎財団。
その4年後、衆参両院ならびに地方議会、財界・労働界・教育界の協力、そして天皇陛下からの御下賜金を賜り、国民的盛り上がりの中で建設された「尾崎記念会館」と「時計塔」そして「尾崎行雄像」。完成時には、各国政府・大使館から記念品が寄せられました。

超党派の国会・地方議会議員と各界民間有志、さらに大使や国連関係者と共に、尾崎行雄に思いを馳せた「感謝の集い」は、まさに60年前を彷彿させ、尾崎財団の原点を見ているようでした。

尾崎財団という「組織」。
憲政記念館(旧尾崎記念会館)という「建物」。
いずれも大事なものです。

同時に、そうした「有形のもの」だけでなく、(むしろそれよりも)その組織や建物を作った人たちの尾崎行雄に対する思い、また60年を経た今も、こうして集まる人たちの思いと情熱、そして尾崎行雄の精神・信念・生き方こそが、私たちが次代に引き継ぐべきレガシーだと強く感じています。

70周年、80周年、いや100周年に向けて、尾崎の精神と、尾崎に対する思いを、これまで以上に、皆様と一緒に伝え、広め、未来に繋いでいきたいと思います。

これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。


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有権者中心の政治―伊勢講演にて

尾崎行雄の選挙区であった三重県伊勢市。
尾崎を25回連続当然させた地です。

昨年は、「伊勢市制施行10周年記念・米国からのハナミズキ寄贈100周年記念事業」として、伊勢市教育委員会主催「特別展 憲政の父・尾崎行雄をめぐる人々」(実施主体=NPO法人咢堂香風)が、伊勢の咢堂記念館で開催されました。

その特別展の最終日(11月29日)、同記念館にて、特別展記念講演「尾崎行雄の信念と生き方」をさせて頂きました。

大変熱心に聴いて下さり、質疑も活発で、伊勢の方々の尾崎への熱い思いを肌で感じることができました。
また、特別展で展示されていた「咢堂十二景」(三重県出身の画家12名によって描かれた12枚の咢堂の絵)の中の一つを描かれた小林藤四郎先生(12名の中で唯一人ご存命の方)も聴きに来られていました。こうした貴重な出会い・ご縁は本当に嬉しく、感謝しています。

その講演会には、伊勢法人会の方々もお見えでした。後日、その中のお一人から「法人会の研修会に石田を呼んではどうか」とのご提案があったそうです。

そして、去る1月26日、伊勢法人会の二見支部研修会で講演をさせて頂きました。昨年もそうですが、今回も、NPO法人咢堂香風の理事長で、伊勢法人会の功労者でもある土井孝子さんのご尽力で、定員を上回る大勢の方々にお越し頂きました。(席数が間に合わず、お断りさせて頂いた方も多かったそうです。またの機会にお会いできるのを楽しみにしています)

尾崎に詳しい伊勢の方々から「お叱りを受ける」ことを前提に、私はいつもどおり「好き勝手な」話をさせて頂きました。
皆様、本当に熱心に聴いて下さり、終了後「これからの行動につなげたい」「生き方を見直す良い機会になりました」といった感想を頂きました。私の拙い講演内容から上手くポイントを抜き出し、役立てようとされる姿勢に、私自身が多くを学ばせて頂きました。

ところで、ここ数日、再び「政治とカネ」の問題がクローズアップされています。
尾崎行雄の民主政治の定義はとてもシンプルです。

「民主政治は、有権者中心の政治である」

尾崎曰く、「有権者が金と力を愛すれば、金力・腕力・数の力に物を言わせようとする政党や政治家ができあがるのは理の当然」――すなわち、今の政治家の姿は、そっくりそのまま有権者(選挙民)の姿だという厳しい指摘です。

尾崎を国会に60年以上送り続けた伊勢の地で、尾崎の信念や生き方に熱心に耳を傾けて下さる伊勢の皆様にお会いし、改めて、有権者の大切さ、有権者の力を感じた次第です。


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「返礼ハナミズキ100周年の集い」御礼とご報告

去る10月17日(土)、尾崎財団主催「尾崎行雄・返礼ハナミズキ100周年の集い」を憲政記念館にて開催しました。

尾崎行雄が東京市長を務めていた1912年、「日米友好の証」として米ワシントン市に桜3千本を贈り、その3年後、今度は米国からハナミズキが日本に贈られました。今年は、その「返礼ハナミズキ100周年」にあたることから、ハナミズキ記念植樹や、NPO法人「咢堂香風」による活動報告などを通して、尾崎の信念や業績を、会員・関係者の皆様とともに振り返るべく、本会を開催しました。

当日の明け方まで東京は雨でしたが、その後(奇跡的に!)天候が持ち直し、午後、無事に記念植樹を行うことができました。
また、定員を上回る方々にお越し頂き、第2部の「記念の集い」、第3部の懇親会も大いに盛り上がりました。
尾崎の選挙区であった伊勢から「咢堂香風」の皆様、尾崎の生誕地・相模原から「尾崎行雄を全国に発信する会」の皆様、そして遠くは佐賀や青森からも会員の皆様が駆けつけて下さいました。

当日ご出席頂いた皆様、そして、日頃から賛助会員としてご支援・ご協力頂いている皆様に、心より感謝申し上げます。

以下、当日の流れ(概要)を記し、ご報告とさせて頂きます。

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第1部 ハナミズキ記念植樹(午後2時30分~2時50分)於・庭園

2012年に始まった、米政府と日米交流財団によるプロジェクトによって尾崎財団にハナミズキ20本が寄贈され、うち2本は2013年に、そして残り18本をこの度、憲政記念館に植樹することとなりました。

◇記念植樹:土井孝子氏(NPO法人咢堂香風理事長)
◇来  賓:伊藤みどり氏(駐日米国大使館広報・文化交流部)
      萩原俊廣氏(ハギワラ樹木研究所・樹木医)
      若林智伸氏(憲政記念館 課長補佐)

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第2部 記念の集い(午後3時~3時45分)於・会議室

◇主催者挨拶:戸田善明(当財団理事・理事長代行)
◇来賓挨拶 :伊藤みどり氏(駐日米国大使館広報・文化交流部)
◇祝  電 :鈴木健一・伊勢市長 
◇活動報告 :NPO法人咢堂香風 
       挨拶:会長・松村勝順氏
          第6代花みずきの女王・南 絵里佳氏
       報告:事務局長・森 裕幸氏
◇記念表彰 :受賞者 土井孝子氏(NPO法人咢堂香風理事長)
             (授与:萩原直三・当財団理事)
※咢堂香風は、毎年「尾崎咢堂読書感想文コンクール」「さくら絵画コンクール」「咢堂生誕祭」などの青少年育成事業、また「花みずきの女王選出」「ワシントンDC訪問(全米さくら祭りへの参加)」「全米さくらの女王の伊勢招聘」などの国際交流事業を実施しています。

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第3部 懇親会(午後3時50分~4時30分)於・会議室
◇乾  杯:鈴木清人氏(江東区議会議員・咢志会副会長)
◇スピーチ:「尾崎行雄を全国に発信する会」ほか関連団体の皆様
◇若者・東北支援に向けたチャリティ・アトラクション/ミニ抽選会
   進行:髙橋富代(咢堂塾運営委員)

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※なお、開催にあたり、ミクニ総業株式会社様、大橋物産株式会社様、タカラベルモント株式会社様よりご支援頂き、また当日の運営では、咢堂塾卒塾生の髙橋富代氏、髙橋大輔氏、盛田武氏、神山浩幸氏にご協力頂きました。
ここに改めて御礼申し上げます。 


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尾崎行雄にまつわる講演とゆかりの地の探訪

尾崎行雄の生誕地、神奈川県相模原市には「尾崎行雄を全国に発信する会」があります。

9月27日、同会が加盟する「相模原・文化財研究協議会」主催の「尾崎行雄にまつわる講演とゆかりの地の探訪」という企画が行われ、相模原の皆様が憲政記念館を訪問されました。

第1部では、私が講演をさせて頂きました。今年が「尾崎行雄・返礼ハナミズキ100周年」にあたることから、桜とハナミズキのエピソード、そして尾崎行雄の信念と生き方、また、憲政記念館を初めて訪問されるという方も結構いらっしゃったので、同館の趣旨や成り立ちについてもお話ししました。

第2部では、同館の展示室と尾崎メモリアルホールをご案内し、ミニシアターで映像「憲政」をご覧頂きました。

その後、庭に出て、時計塔や石碑、そして同館建設時にアメリカから贈られたハナミズキ(4月下旬が見どころで、今は葉っぱだけでしたが)をご覧頂き、記念撮影などを行いました。

生誕地・相模原市にある「尾崎を発信する会」と尾崎咢堂記念館。
選挙区・伊勢市にある「NPO法人咢堂香風」と尾崎咢堂記念館。
そして、永田町1丁目1番地1号にある「尾崎行雄記念財団」と「憲政記念館」(旧尾崎記念会館)。

これからも、三者で協力・連携し、尾崎咢堂の信念や生き方を広めていきたいと思います。


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プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
**********************

【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

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