「相馬雪香さん没後3年・東日本大震災被災者支援フォーラム」を終えて
去る11月28日(月)、尾崎行雄記念財団主催による「相馬雪香さん没後3年・東日本大震災被災者支援フォーラム」を憲政記念館で開催しました。
今年が相馬雪香さんの没後3年ということで、何か企画をしようと年初から考えていました。
当初は、縁のある方々にお集まり頂いて交流を深めるような催しでもしようかと思っていたのですが、3月11日の東日本大震災が起きたことで、改めて「被災者支援の集い」にしようと決めました。
今回の集いは、相馬さんが立ち上げた団体、または深く関わった団体の中から、被災地・被災者支援に取り組んでいる2つの団体に報告をして頂き、当日の個人参加費を両団体にすべて寄付するというものでした。
当日、私は総合司会を務めたのですが、冒頭で「本日のフォーラムは、相馬雪香を『偲ぶ』会ではありません。相馬雪香を『生かす(活かす)』会です。ぜひご協力下さい」と申し上げました。
最初の報告者は、相馬さんが立ち上げた国際NGO「難民を助ける会」で東北事務所長を務めている野際紗綾子さん。
冒頭、長有紀枝・同会理事長による力強いビデオメッセージが流された後、3・11直後の現地の様子、その後の支援の取り組み、今後の課題などを写真・映像とともに報告して下さいました。内外の様々な災害を経験し、機動的な支援を行なっている同会の取り組みの重要性を改めて実感しました。
次の報告者は、相馬さんが深く関わっていた国連女性機関UN Womanさくら会長であり、NPO「一冊の会」会長の大槻明子さん。こちらも、震災直後に現地入りした様子、草の根で支援物資を集め、送り届けたときの苦労や、今後の支援計画などを、実際に関わった多くのメンバーがそれぞれ入れ替わり立ち替わりで報告して下さいました。特に、若い人たちの感想や今後の決意、また慰問に訪れたミュージシャンによる実演は参加者の心を打ちました。
3時間半にわたる会でしたが、報告者の方々も参加者の皆様も、最初から最後まで真剣で、改めて復興支援・被災者支援を全員で誓い合う、力強い、心温まる会になりました。
相馬雪香さん…。
この日集まった250名、そして集まれなくても心を寄せて下さった多くの人たち。
みんな、相馬さんの心をしっかりと受け継いでいますよ。
温かく、そして厳しく、これからも見守って下さいね。
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今年が相馬雪香さんの没後3年ということで、何か企画をしようと年初から考えていました。
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今回の集いは、相馬さんが立ち上げた団体、または深く関わった団体の中から、被災地・被災者支援に取り組んでいる2つの団体に報告をして頂き、当日の個人参加費を両団体にすべて寄付するというものでした。
当日、私は総合司会を務めたのですが、冒頭で「本日のフォーラムは、相馬雪香を『偲ぶ』会ではありません。相馬雪香を『生かす(活かす)』会です。ぜひご協力下さい」と申し上げました。
最初の報告者は、相馬さんが立ち上げた国際NGO「難民を助ける会」で東北事務所長を務めている野際紗綾子さん。
冒頭、長有紀枝・同会理事長による力強いビデオメッセージが流された後、3・11直後の現地の様子、その後の支援の取り組み、今後の課題などを写真・映像とともに報告して下さいました。内外の様々な災害を経験し、機動的な支援を行なっている同会の取り組みの重要性を改めて実感しました。
次の報告者は、相馬さんが深く関わっていた国連女性機関UN Womanさくら会長であり、NPO「一冊の会」会長の大槻明子さん。こちらも、震災直後に現地入りした様子、草の根で支援物資を集め、送り届けたときの苦労や、今後の支援計画などを、実際に関わった多くのメンバーがそれぞれ入れ替わり立ち替わりで報告して下さいました。特に、若い人たちの感想や今後の決意、また慰問に訪れたミュージシャンによる実演は参加者の心を打ちました。
3時間半にわたる会でしたが、報告者の方々も参加者の皆様も、最初から最後まで真剣で、改めて復興支援・被災者支援を全員で誓い合う、力強い、心温まる会になりました。
相馬雪香さん…。
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