講演「尾崎行雄の魂を引き継いで」
去る5月25日、世界連邦運動協会の総会が、国際協力機構(JICA)会議室で開催されました。その世界連邦運動協会の前身「世界連邦建設同盟」の初代会長は、尾崎行雄が務めました。
ご存知の方も多いと思いますが、尾崎は晩年、日本の「廃藩置県」を世界にあてはめた「廃国置州」という考えのもと、世界連邦構想を提唱しました。
世界連邦運動協会の現会長は、海部俊樹・元内閣総理大臣が務め、会長代行を、尾崎財団理事長でもある森山眞弓・元法務大臣が務めています。そうした関係もあり、今回、同協会の総会にお招き頂き、講演をさせて頂きました。
演題は、先方からのご提案をそのまま使わせて頂きました。これは、私自身が「尾崎の魂を引き継いでいる」という意味ではなく、あくまで、尾崎の信念や生き方を一緒に考え、学び、一緒に引き継いでいきましょう!と呼びかけるものです。
来場者は、札幌、神戸、京都など、遠方から来られた方も多く、滅多にお会いできない方々と交流することができ、とても有り難かったです。皆さん、それぞれの地域(支部)で、世界連邦に関する啓発運動や、世界的課題に取り組んでおられて、いわば、尾崎の信念を実践している方ばかりです。そうした方々に私が尾崎の話をするというのもおこがましい限りですが、皆さん真剣に聴いて下さって、質疑も積極的にして頂きました。
今後はより一層、同協会と尾崎財団との協力・連携を深めていきたいと思います。
「世界連邦」は、決して一足飛びにできるものではありません。
ただ、一国・一地域といった単独では解決困難な多くの課題に直面している中、尾崎の世界連邦構想の本質、つまり国益を超えた地球益・人類益という発想で、多様なレベルの国際協調の枠組みを追求していくことが、今ほど求められている時代はないと思います。
何事も、できることから一歩ずつ。世界連邦も、今まさに目の前にある具体的課題に協調して取り組んでいく、その地道な積み重ねの先にあるような気がします。
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ご存知の方も多いと思いますが、尾崎は晩年、日本の「廃藩置県」を世界にあてはめた「廃国置州」という考えのもと、世界連邦構想を提唱しました。
世界連邦運動協会の現会長は、海部俊樹・元内閣総理大臣が務め、会長代行を、尾崎財団理事長でもある森山眞弓・元法務大臣が務めています。そうした関係もあり、今回、同協会の総会にお招き頂き、講演をさせて頂きました。
演題は、先方からのご提案をそのまま使わせて頂きました。これは、私自身が「尾崎の魂を引き継いでいる」という意味ではなく、あくまで、尾崎の信念や生き方を一緒に考え、学び、一緒に引き継いでいきましょう!と呼びかけるものです。
来場者は、札幌、神戸、京都など、遠方から来られた方も多く、滅多にお会いできない方々と交流することができ、とても有り難かったです。皆さん、それぞれの地域(支部)で、世界連邦に関する啓発運動や、世界的課題に取り組んでおられて、いわば、尾崎の信念を実践している方ばかりです。そうした方々に私が尾崎の話をするというのもおこがましい限りですが、皆さん真剣に聴いて下さって、質疑も積極的にして頂きました。
今後はより一層、同協会と尾崎財団との協力・連携を深めていきたいと思います。
「世界連邦」は、決して一足飛びにできるものではありません。
ただ、一国・一地域といった単独では解決困難な多くの課題に直面している中、尾崎の世界連邦構想の本質、つまり国益を超えた地球益・人類益という発想で、多様なレベルの国際協調の枠組みを追求していくことが、今ほど求められている時代はないと思います。
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