有権者中心の政治―伊勢講演にて

尾崎行雄の選挙区であった三重県伊勢市。
尾崎を25回連続当然させた地です。

昨年は、「伊勢市制施行10周年記念・米国からのハナミズキ寄贈100周年記念事業」として、伊勢市教育委員会主催「特別展 憲政の父・尾崎行雄をめぐる人々」(実施主体=NPO法人咢堂香風)が、伊勢の咢堂記念館で開催されました。

その特別展の最終日(11月29日)、同記念館にて、特別展記念講演「尾崎行雄の信念と生き方」をさせて頂きました。

大変熱心に聴いて下さり、質疑も活発で、伊勢の方々の尾崎への熱い思いを肌で感じることができました。
また、特別展で展示されていた「咢堂十二景」(三重県出身の画家12名によって描かれた12枚の咢堂の絵)の中の一つを描かれた小林藤四郎先生(12名の中で唯一人ご存命の方)も聴きに来られていました。こうした貴重な出会い・ご縁は本当に嬉しく、感謝しています。

その講演会には、伊勢法人会の方々もお見えでした。後日、その中のお一人から「法人会の研修会に石田を呼んではどうか」とのご提案があったそうです。

そして、去る1月26日、伊勢法人会の二見支部研修会で講演をさせて頂きました。昨年もそうですが、今回も、NPO法人咢堂香風の理事長で、伊勢法人会の功労者でもある土井孝子さんのご尽力で、定員を上回る大勢の方々にお越し頂きました。(席数が間に合わず、お断りさせて頂いた方も多かったそうです。またの機会にお会いできるのを楽しみにしています)

尾崎に詳しい伊勢の方々から「お叱りを受ける」ことを前提に、私はいつもどおり「好き勝手な」話をさせて頂きました。
皆様、本当に熱心に聴いて下さり、終了後「これからの行動につなげたい」「生き方を見直す良い機会になりました」といった感想を頂きました。私の拙い講演内容から上手くポイントを抜き出し、役立てようとされる姿勢に、私自身が多くを学ばせて頂きました。

ところで、ここ数日、再び「政治とカネ」の問題がクローズアップされています。
尾崎行雄の民主政治の定義はとてもシンプルです。

「民主政治は、有権者中心の政治である」

尾崎曰く、「有権者が金と力を愛すれば、金力・腕力・数の力に物を言わせようとする政党や政治家ができあがるのは理の当然」――すなわち、今の政治家の姿は、そっくりそのまま有権者(選挙民)の姿だという厳しい指摘です。

尾崎を国会に60年以上送り続けた伊勢の地で、尾崎の信念や生き方に熱心に耳を傾けて下さる伊勢の皆様にお会いし、改めて、有権者の大切さ、有権者の力を感じた次第です。


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プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
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【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

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