「議会の父に学ぶ政党政治」(朝日「私の視点」)掲載されました

昨日(2月23日付)朝日新聞の朝刊「私の視点」に、小論「議会の父に学ぶ政党政治」が掲載されました。
ご関心のある方は、ご一読頂ければ幸いです。顔写真が微妙ですが(苦笑)

ここには文章を掲載できませんが、本稿は、尾崎行雄の議会観・政党観に触れながら、「熟議の国会」の意義を再検討したものです。

その内容に一言付け加えるならば、「熟議」を実現するためには、政治家の資質や態度に「議会の本質」を求めるだけでは無理で、やはり、熟議を可能とする「ルールや装置」が不可欠です。

例えば年金問題などは、与野党を超えて、政治的パフォーマンス抜きに議論されなければなりません。
スウェーデンの年金改革では、①ワーキンググループのメンバーは、党から権限を委任された人たちで構成、②会議には利加害関係者を交えず、公開情報も制限する、③1回ごとの会合で必ず合意点を見出し、次回の会議では、そこからスタートする(前回の合意を一方的に破棄しない)、といった運営方法がとられました。結果、選挙や政局にとらわれない、党派を超えた議論ができ、改革が進んだということです。

日本でも、2005年に、年金問題について超党派の円卓会議・フリーディスカションが行なわれ、そこでは党派を超えて新しい提案や、前向きな意見の一致が見られたそうです。ただ当時、例の「小泉首相の郵政解散」で、その装置は消滅したそうです。

「熟議」。言葉で言うほど簡単なことではありませんが、「ルール・装置づくり」をしっかりすれば、十分効果は発揮できるのではないでしょうか。

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プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
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【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

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