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尾崎行雄記念財団と憲政記念館

かつて〝憲政の神〟と呼ばれた政治家・尾崎行雄(=咢堂:がくどう)。真の民主政治と軍縮・世界平和を実現しようと、文字通り命を賭して取り組み続けた政治家である。

尾崎が没した1954年から2年経った56年、その尾崎行雄の理念を基に、民主政治の向上発展と世界平和に寄与することを目的に設立されたのが、今、僕の勤めている「尾崎行雄記念財団」だ。設立以来、有権者啓発・人材育成・政策研究などの事業を行なっている。

1960年、この尾崎財団が中心となって国民の浄財を募り、国会議事堂正面前庭に「尾崎記念会館」を建設し、完成ととともに国(衆議院)に寄贈した。その時点で、尾崎財団と会館は、まったくの別組織となった。その後、会館は衆議院による運営のもと、憲政史資料の展示を拡充し、1970年、現在の「憲政記念館」となった。尾崎財団の事務室は、同館1階のロビー横に置かれている。

尾崎財団は、「独立した民間の公益法人」である。

この点は、よく誤解されているので、改めて説明したい。尾崎財団は、多くの国会議員有志と民間有志が協同で設立した。設立当初から議会人が多数支援・協力し、また時の衆議院議長が当財団会長を務めるという慣例から、「尾崎財団は国の外郭機関(特殊法人または独立行政法人など)」との誤解が少なからずあるようだ。

しかし、実態は、完全な民間公益団体である。国からの補助はなく、役員は無報酬、財源はすべて民間有志による会費・寄付金であるし、職員も公務員ではない。ちなみに憲政記念館は衆議院の運営なので、職員は公務員である。尾崎財団は毎月、憲政記念館(=つまり衆議院事務局)に家賃を支払っている。

そして、当然のことだが、尾崎財団は「超党派」の団体だ。特定政党を支持することもなければ、特定政党の協力を得ているわけでもない。だからこそ、自民から共産まで幅広い議会人を、また様々な立場の専門家を招聘することができる。財団発行の月刊誌『世界と議会』の同じ号に、あっと驚くような組み合わせの(反目し合っているような)執筆陣が登場するのも、それ故である。

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プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
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【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

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