田村重信先生の「咢堂塾」初講義

本日、「咢堂塾21」本年度第15回講義を開催しました。

今回お招きしたのは、自民党政務調査会調査役で、慶應義塾大学でも教鞭をとられている、田村重信先生。「日本論語研究会」の代表も務めていらっしゃいます。

田村先生との出会いは、今から2年半前、尾崎財団発行の『世界と議会』にご執筆をお願いしたのがきっかけです。その論文を読んだ高橋大輔さん(日本論語研究会の中心メンバー)が昨年度の「咢堂塾」に入塾され、そのご縁で、昨年私は日本論語研究会で講演をさせて頂きました。そのときの打ち上げで、田村先生のお人柄に直接触れ、これは是非「咢堂塾」で、という思いが募り、高橋さんのご協力を得て、このたびの講演が実現しました。まさに縁が縁を呼ぶという感じです。

今回のテーマは「日本の政治・安全保障―この国の形を考える」という、とても「骨太な」ものでした。内容の詳細は、動画が近々公開されると思いますので、そちらでじっくりと視聴して頂ければと思います。

講演中、私がずっと感じていたのは、田村先生の「信念」です。
信念があるから、言葉に重みと説得力が生まれます。

信念というものは、テキストからいいとこ取りして、美辞麗句をならべ立てても意味がありません。底の浅さがすぐ出てしまいます。

田村先生の信念は、歴史や先人の教えに謙虚に学びつつ、自らの生き方と厚い人間関係の中で練り上げられたものだと感じました。だからこそ、その信念が行動に結びついているのだと思います。

国家観、あるいは政治観、憲法観など、人によって考えは違うでしょう。
しかし、歴史に学びながらそれを本気で考え抜き、「心」を持って行動する人の気概、覚悟に触れることは、とても大切だと思います。

尾崎行雄の信念も、相馬雪香のそれも、現実の政治・社会・人間、そして歴史と真剣に向き合う中で、葛藤を繰り返しながら深め、強められていったものです。それは「不屈の精神」を生み、絶え間ない挑戦、行動へと繋がっていきました。


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