One voice Campaign ~インターネット選挙運動解禁に向けて

憲政の神、議会の父と呼ばれた尾崎行雄は、民主政治を「選挙中心の政治」であると言い、ゆえに「有権者中心の政治」であると言いました。

当時は、選挙権の拡大をめぐり幾多の闘争運動が繰り広げられました。
そして戦後、日本国憲法のもとで国民主権が謳われ、普通選挙制度が確立したわけですが、現代の私たちは、それを本当に使いこなせているでしょうか。

本来選挙は、有権者が現在の政治・政策を評価判断するとともに、自らの意見を今後の政治に反映させるための重要なシステムです。それが今、どちらかと言うと関わりたくない、嫌悪の対象になっている気がします。イメージも決して良いものではないでしょう。選挙と聞いて思い浮かぶのは、政局、利益誘導、買収、地元のドロドロ、鉢巻き、名前の連呼、駅前の変なパフォーマンス…。

さてそこで、唐突ですが「One voice Campaign ~インターネット選挙運動解禁に向けて」。始動しています!(詳細はリンク先をご覧下さい)

結論から言うと、これが実現したとして、何かが大きく変わる、全てが良い方向に動くとは限りません。「ネット選挙」というのは、目的ではなく手段ですし、当面は「補完的装置」に過ぎないでしょう。そして、むしろ短中期でさまざな問題が生じると思います。

しかし、上記の負のイメージとは違う選挙像、選挙の実態が現れてくることは間違いありません。政治家の主張、政策をリアルタイムでより身近に詳細に知ることができ、さらに、その政策の中身に「参加」していくことも可能となるでしょう。そうなれば、単に「選挙システム」という問題ではなく、統治のあり方(ガバナンス)を変えていくことにも繋がります。

先ほど、さまざまな問題が生じると言いましたが、万能なシステムなど無いわけですから、試行錯誤を繰り返しながら、徐々に改善していけばいいわけです。

これだけインターネットが普及し、今後も各領域で利活用が増えていく(減ることはまずないでしょう)わけですから、そうした自然の流れのなかで「ネット選挙」という「一歩」(公職選挙法の改正)すら前進できない政治なら、今後何も変えることができないのでは…そんな気さえしてしまいます。

「One voice Campaign ~インターネット選挙運動解禁に向けて」―私も応援しています。



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プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
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【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

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