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震災から4年を経た今

東日本大震災の発生から今日で丸4年が経ちました。

2011年3月、私はある文章を書いていました。
平和活動・社会貢献活動に「生涯現役」で取り組んだ相馬雪香さんに関するものです。
相馬さんの生き方、考え方を一人でも多くの人に伝えたいという思いからでしたが、震災直後、どんな言葉も文字も空疎に感じられ、一旦書くのを止めました。

相馬さんが生前、共に活動していたNPO法人「一冊の会」は、震災発生直後からすぐに動き始めました。仲間同士で物資と食料を調達し、会長と理事長が自ら車を走らせ現地に入りました。自分は今何をすべきか、今の自分に何ができるかを本気で考え、できることから始める。一旦始めたら最後までやり抜く・・・そんな相馬さんの精神を体現する人たち。

その後、何度か私も一緒に被災地を訪れました。その度に、相馬さんのことを伝えなければならないという思いが強くなり、もう一度書き始め、その年の11月、それは『心の力』という本になりました。

その本の中で、私は相馬さんの(そして父・尾崎行雄にもあった)「利他の心」について書きました。
本心から「世のため、人のために」という思いが持てるかどうか・・・相馬さんの精神を継ぐ人たちは、本心から被災地のために何ができるかを考え、今も行動し続けています。

震災から4年を経た今もなお、互いに「御用学者」とか「放射脳」などとレッテルを貼って揶揄し合う人たちがいます。極論を持ち出し、反対する者にレッテルを貼り、自分に不都合なものにはあえて目を向けず、気の合う仲間とだけ話し、さらに先鋭化し極論に走る、という悪循環。そういう人たちは、本心から被災地に寄り添い、そこに暮らす人たちのために何をすべきか、何ができるかを考えているでしょうか。

意見の異なる者同士が、互いを尊重し、冷静かつ科学的に議論を深めていく、対話をしていくこと。そして、感情を煽るメディアに流されないこと(メディア・リテラシー)が今まさに求められていると思います。


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プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
**********************

【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

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