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憲政特別展「普通選挙をめざして」内覧会

11月9日から12月2日まで、憲政記念館の特別展「普通選挙をめざして―犬養毅と尾崎行雄」が開催されています。

その初日(9日)に行われた内覧会に出席しました。
超党派の国会議員がご列席の中、当財団会長でもある大島理森衆議院議長はじめ、佐藤勉衆議院議院運営委員長などによるテープカットが、憲政記念館の花島克臣館長の発声により執り行われました。

出席者一同が2階の展示室に移動する際には、加藤祐一副館長が、当財団所蔵の蓄音機で尾崎の演説レコードを聴かせるという素敵な演出もありました。

特別展では恒例となっている「ミニシアター」。
普通選挙に向けた犬養と尾崎の取り組みを軸に、わが国の議会政治の歩み、デモクラシーの歴史が、貴重な写真・映像を織り交ぜて紹介されています。また、展示コーナーも、これまであまり公開されていなかった貴重な遺品や歴史文書があり、こちらも見応え十分です。

また、1階の「尾崎メモリアルホール」には、着席型の「特別映像コーナー」が設置され、尾崎行雄のDVDを常時ご覧頂けます。

そして、ロビーと展示室を結ぶ通路にも、「ミニ特別展示」が! 
一つは、去る10月28日に「尾崎財団設立60周年・感謝の集い」でスクリーン上映した『尾崎財団60年の歩み―創造と継承そして未来へ』のDVD上映。
もう一つは、同じく「感謝の集い」で会場に掲示したパネル十数点(=建設当時の「尾崎記念会館」「時計塔」「尾崎行雄像」など)の展示。

メモリアルホールの映像コーナーも、こうしたミニ特別展示も、すべて、憲政記念館のお取り計らいによるもので、尾崎財団としてはとても有り難く、喜んで協力させて頂きました。

今年は、尾崎財団にとって「設立60周年」という節目。また、日本の選挙にとっても「18歳選挙開始」という節目。この年に、改めて「犬養毅と尾崎行雄」を憲政記念館が取り上げ、さらに、同館と財団が一体となって企画展示が行われていることに、深い意義を感じます。

ご存じの通り、尾崎行雄は、多くの国民が民主主義を理解しないまま普通選挙を実施するのは時期尚早だとして、選挙権の拡大には否定的でした。しかし同時に、だからこそ民主主義の精神を根付かせようと、立憲政治・議会政治の在り方について、政府と国民双方に厳しく説き続けたのです。

尾崎行雄は、1920年の普選運動においても、また1925年の普通選挙法成立以後も、常に民主主義教育の重要性、特に若者の政治教育の大切さを訴えていました。民主主義は、制度をつくることよりも、その精神が国民に根付くことこそが重要だとする尾崎の信念を見て取れます。

今年の6月、尾崎の言葉・考えをもとにした拙著『18歳からの投票心得10カ条』が出版されました。それは、単に投票率を上げることを目的としたものではなく、「投票の質」を上げたい―尾崎の言葉・歩み・信念・生き方を振り返りながら、「一票の価値」を再発見・再認識してほしいという思いで書いたものです。まさに、この特別展「普通選挙をめざして」にも、そうした思いが込められているのではないでしょうか。

この特別展。12月2日までの期間中、ぜひ一度は・・・できれば二度、三度と繰り返し見て頂き、願わくは、拙著もあわせてお読み頂ければ幸いです。

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プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
**********************

【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

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