スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

都議選・民主圧勝と鳩山献金問題

自民・公明両党は、与党プロジェクトチームを作り、民主・鳩山代表の偽装献金問題の追及に力を入れている。

一昨日、都議選の投開票日。午前中、自公両党の論客が、時間帯をずらして局の異なるテレビ番組に相次いで出演し、この問題を厳しく追及していた。

しかし、先の静岡県知事選での勝利に続き、都議選も民主圧勝という結果に。
まるで鳩山代表の献金問題など無かったかのようだ。

前代表に続く現代表の献金問題の発覚を、有権者はどう捉えているのだろうか。

断わっておくが、僕自身はこの問題を看過すべきではないと思っている。
ただ、前回の小沢献金問題に対する検察の行動と、今回の鳩山献金問題に対する与党(特に自民党)による批判と追及には、ある種の不信感と胡散臭さを感じている。有権者の多くも、程度の差はあれ、それを感じ取っているのではないだろうか。

そもそも政治資金規正法は、政治家と業者の癒着(贈収賄)といった金権腐敗を断ち切ることを目的に作られた法律だ。しかし、先の小沢献金問題では、結局その種の証拠は見当たらなかった(にもかかわらず検察は終盤「天の声」という言葉を連呼し、世論誘導を図るも失敗)。そして今回の鳩山献金問題にいたっては、金権腐敗とは次元の異なる問題を露呈している。

繰り返すが、僕はそうした迂回や偽装献金問題を、(たとえ政権交代を望んだとしても)このまま看過すべきではないと思っている。小沢献金問題は、規正法そのものの制度的欠陥を明らかにした。ならば、その部分を改善していく必要がある。鳩山献金問題は、引き続き調査を行ない、修正すべきは直ちに行ない、国民に説明・報告する義務がある。

しかし、その鳩山献金問題に対する今の与党の追及姿勢は、「政治とカネ」をめぐる金権腐敗を糺し、政治浄化に向けて前進しようというよりも、自らの権力を維持すべく、野党第一党になんとかダメージを与えたいという戦略が見え見えのように思える。加えて言えば、小沢献金問題と同様の疑惑を自党の閣僚や閣僚経験者までもが持たれているにもかかわらず、そのことは棚上げ状態のままだ。そうした姿勢や思惑を、有権者はもう見抜いているのではないか。

昨日、ついに解散・総選挙の日程が決まった。
もはや有権者は、瑣末な追及、低俗なスキャンダル論争に惑わされたりはしない。
来る総選挙では、与野党ともに、国家ビジョンと政策を明示したマニフェストで、「正々堂々と」戦ってほしい。

↓クリックをお願いします
にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
**********************

【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。