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鳩山首相の公約違反―就任記者会見でやらかした愚

9月16日、鳩山由紀夫首相による就任記者会見が行なわれた。

ニュースやワイドショーでもその模様が報じられ、「原稿を読まない、自分の言葉で語りかける」新首相の姿勢に評価を与えるコメンテーターもいた。

会見では、「政治主導・国民主権・地域主権」という、これまでと同じ言葉が繰り広げられたのだが、その真剣な表情と力強い口調に、鳩山氏の信念と覚悟をみた視聴者も少なくなかったのではないだろうか。

しかし、この時点で、大手マスコミが意図的に触れない大きな「ポカ」を、鳩山首相はやらかしていたのだ。

もうすでに、ネット界では一部「炎上」しているが、鳩山首相は重大な「公約違反」をしてしまった。それはほかでもない。首相官邸で行なわれた就任記者会見場から、フリーランスの記者やネットメディアを締め出してしまったのだ。つまり、従来の政権と同じく、記者クラブ(加盟記者)のみに公開したのである。

「ん、だから?」「それがなんなの?」と思われる人たちも多いと思う。

当ブログで以前、ジャーナリスト・神保哲生さんの講演動画を紹介した。その講演の中で、神保さんは、記者クラブ制度をはじめとする日本のジャーナリズムの問題点を指摘、厳しく批判している。

ディスクロージャー(情報公開)は、民主主義の根幹に関わるものであり、鳩山氏が強調する「国民主権」の実現には不可欠だ。

ちなみに、これまで「野党」であった民主党の記者会見はすべての記者に対してオープンで行なわれており、鳩山代表は「政権獲得後も、この姿勢はかわらない」旨を強調していた。にもかかわらず、政権を握った瞬間から、その約束を反故にした。

今回の「締め出し」、記者クラブ制度の問題や情報公開の重要性については、神保哲生さんのブログ記事「なぜ記者会見がオープンでなければならないのか」を参照してほしい。

「情報公開、オープンとフェアネス」・・・神保さんいわく、それは「民主党のDNA」だ。
国民主権というのは、「政治と国民」が情報と責任を共有したうえで成り立つといっていい。

鳩山政権は、この一件、どうオトシマエをつけるのだろうか。

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プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
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【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

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