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誰にとっての「政治空白」か

「今、政治空白をつくるわけにはいかない」―。解散・総選挙をしない理由として、時の首相はじめ政権与党が使う常套句だ。

そもそも「政治空白」とは何だろうか?

政治というものを、「ある決定を作り出すシステム」と捉えれば、政治空白とは、「決定が作り出されない状態」、つまり「国会の審議・決定機能が麻痺し、予算や法案が成立しなくなる状態」といえる。

ここでのポイントは、「誰のための」政治(=決定)なのか、「誰にとっての」政治空白(=機能不全)なのか、ということだと思う。

「決定」が作り出されようが、出されまいが、民主政治においては、それが「国民による、国民のための決定」でなければ、政治(=決定システム)が健全に機能しているとはいえないだろう。

安倍政権→福田政権→麻生政権。一度も国民に信を問わないまま政権が移行した。ご承知のとおり、安倍政権下で行なわれた参院選では与野党逆転が起こり、いわゆる「衆参ねじれ国会」が生じた。その後の福田首相の辞任会見では、現在の状況が「政治空白」であることを自ら認めてしまった。そして、その「政治空白」を〝打開〟するために「選挙の顔」として登場した麻生政権は、「政治空白をつくるわけにはいかない」と解散・総選挙を引き延ばしている。

「選挙=政治空白」なのではなく、選挙をしないことによって、民意が政治に反映されず、国民と政治が乖離する、そしてますます国民の政治不信が拡大していくという構図こそが、「国民にとっての」本当の政治空白だと思う。

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プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
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【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

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