スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「谷亮子」という「選択」

去る5月10日、女子柔道・金メダリストの谷亮子氏が、夏の参院選に民主党から出馬することを表明した。

会見での谷氏は、爽やかな表情、力強く誠実な口調、堂々とした姿勢で、まさにイメージ通りだった。絵図ら的にも、小沢幹事長と輿石参院会長に挟まれることで、その爽やかさが一層際立っていた。

が、しかし、発言内容は…。

僕は、谷氏について、女子柔道家として活躍していること以外、何も知らない。もしかすると、これまでに何がしかの公共政策に関わってきた、あるいは、どこかで政治的主張をしているのかもしれない。

ただ、少なくとも、今回の出馬会見からは、政治信条や政治・政策に関する考えをうかがい知ることはできなかった。

小沢幹事長は、谷氏の生き様…目的達成に向け強い信念を持って努力する姿勢こそ政治家に必要なものだと、候補者として「選択(=出馬要請)」した理由を語った。

谷氏の柔道家としての生き様を否定する人は誰もいないだろう。しかし、それが出馬要請の理由、政治家に求められる資質として、どれだけの説得力を持つだろうか。
谷氏の「知名度とイメージ」を最大限に利用したいとする思惑を一瞬にして見破っている有権者は、そんな後付けの理由に嫌悪感すら抱いているのではないか。

そして谷氏は、「小沢先生にはお世話になってきた」と語り、「現役を続けて五輪・金メダルを目指し、同様に政治も頑張る」と「決意」を語った…。

タレントやスポーツ選手など「知名度やイメージ」に頼る候補者選びは、何も民主党に限ったことではない。以前なら、そうした候補者も票集めに役立ったかもしれないが、いったい次の選挙でどれほどの効果があるだろうか。見え見えの思惑・戦略に簡単に乗っかるほど有権者は「お人好し」ではない。

一人の国会議員に歳費だけでも2千万円以上が支払われる。もちろん金額だけの問題ではないが、それでもやはり、それに見合った「政治家としての活動」を要求するのは有権者としては当然だろう。

小沢幹事長の「谷亮子」という「選択」…。果たして有権者も同じ理由で「選択」してくれるかどうか…。

↓クリックをお願いします
にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
にほんブログ村
スポンサーサイト
プロフィール

石田尊昭

Author:石田尊昭
    尾崎行雄記念財団
    理事・事務局長
**********************

【著書一覧】

石田尊昭
石田尊昭著『18歳からの投票心得10カ条』
(2016年)



尾崎行雄著/石田尊昭・高橋大輔編『人生の本舞台 復刻版』
(2014年)


民主政治読本 復刻版
尾崎行雄著/石田尊昭解説・編『民主政治読本』
(2013年)



田村重信編・石田尊昭・高橋大輔・高橋富代・小西孝実『尾崎行雄・咢堂塾 政治特別講座講義録』
(2013年)


石田尊昭 心の力
石田尊昭著『心の力』
(2011年)


50の言葉
石田尊昭著『平和活動家・相馬雪香さんの50の言葉』
(2009年)


咢堂言行録
石田尊昭/谷本晴樹著
『咢堂言行録 尾崎行雄の理念と言葉』
(2010年)


石田著作
相馬雪香・富田信男他編
石田尊昭(年譜編纂)
『咢堂 尾崎行雄』
(2000年)

最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
リンク
検索フォーム
リンク
RSSリンクの表示
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。